「古書 片岡」にある「希少商品」(その1)
★『軍艦(戦艦)武蔵』の建造見積書の
下書きの「本物」?★
12月の初め、近所の方から「家族の遺品
整理をしていて、故人の書籍の処分に困っ
ているので、引き取りに来てほしい」と、
古書片岡へ依頼がありました。
さっそく、店主は、古書の引き取りに行き、
古書の「譲渡」を受けました。そして、お店
に並べる書籍にふさわしいかどうか、
整理をしておりました。それらの書籍は、
「造船関係の技術書」が多く、処分した
家族の故人は、造船に携わっている方
と推測されました。その造船の技術
書籍を点検していると、ぱらりと、一枚の
便箋が机の上におちました。
「なんだろうか?」と、見ますと、便箋に、
青色のボールペンで、自筆で書かれた
文書ですが、日付が「昭和12年10月
16日、三菱重工業株式会社の常務
取締役から、「海軍艦政本部御中」と、
なっているのです。よくみると、
「軍艦二号艦」、引渡期限と、引き渡し
場所から、「軍艦(戦艦)武蔵」に
関する文書であるとわかりました。
★念のため、三菱重工業の会社社史
や、吉村昭氏著『戦艦武蔵』の内容
と見比べる点検をおこないました。
★「よくこんな歴史的な文書が”ここに
現われてくれたものだ”」と、感心し
ています。
★ただ、手書きですので、タイプ
される「正式な見積書」ではあり
ません。正式な見積書を作る前
の段階で、「たたき台」となる「下
書きの手書きの見積書」を作成
し、これをもって、三菱重工業社
内や海軍艦政本部と打ち合わせ
をしたのではないだろうか、と
推測されます。
★つまり、「見積書を手書きで
下書きしたほんもの」ではない
だろうか、と、「古書片岡」では
推測しているのです。
★お問い合わせにつきましては、
「古書 片岡」まで。
所在地:神戸市兵庫区神田町
10番10号
電話:078-361-8766


















